社員のモチベUPに時間を割く意味はないです(社員教育)

こんにちは。ケンゴです。

過去に営業で3人、スーツの採寸で2人を管理してたことがあります。

5人しかいなくても人の管理って難しいんです。

マネジメント本などを読み、試し、わかったことがいくつかあります。

この記事では下記について書きます。

① 社員のモチベUPに時間を割く意味がない話

②それでも管理しないといけない人へのアドバイス

① 社員のモチベUPに時間を割く意味がない話

答えは『モチベーションは自分で維持するもの』だからです。

分かり易く解説します。

例えば、あなたが社員で、私があなたの上司だとします。

あなたは最近営業成績が伸びず、ずっとモヤモヤしていました。

モチベーションが下がっていないかと心配した私が飲み屋を奢ってあげました。

そこで、あなたにとってとても有益なアドバイスをしたとしましょう。

帰り道あなたはモチベーションが上がり、ルンルン気分。

そこにあなたのお相手から一言ラインが…『別れたい』

するとどうでしょう?

今までのモチベーションは一瞬で消え去り、どこかへ行ってしまったではないでしょうか。

少し大げさだったかもしれませんが、人間のモチベーションとは外部的要因によってすぐに変わってしまう。

勉強しようと思った瞬間に親から『勉強しなさい』と言われたら、誰もが『今やろうと思ったのに!!』と言いたくなるでしょう。

人のモチベーションとは移ろい易く、それを管理できるのは自分だけなのです。

だからわざわざ経費で社員と飲みに行っても、意味はない。

飲み代も時間も無駄なんです。

つまり、人が人のモチベーションを上げるのではなく、『モチベーションが上がる仕組み作り』が大切になります。

②では具体的な仕組みについて触れていきます。

②それでも管理しないといけない人へのアドバイス

結論、モチベーションは仕組み化で上げることが大切です。

自分の人間力で変えようとしても無駄です。

居酒屋やコンビニのアルバイトが外国人でもなんとなく店は回転するのは『仕組み化』がしっかりしているからです。

では仕組み化とは実際に何か。

・動線を引いて上げる。

・インセンティブをしっかり作り明確する。

まず、『8割の人は面倒なことができない』と覚えてください。

本を読んでいても8割の人はわからない表現が出てくるだけで離脱し、本を読むのをやめます。

自分で調べずにすぐ聞いてくるのは、調べて、文字を読んで、理解するまでの労力よりも聞いて簡単に教えて貰いたいからです。

ここで大事なのは、彼らは、簡単ならやるんです。

簡単に成果が出るなら、それをやるのです。

だから経営者や管理職の仕事は、仕事の簡素化です。

これがつまり動線ですね。

そしてもう一つ、インセンティブを作り、明確にする。

これはとても大切なこと。

人は目先の欲求に弱い。

しかしその目先の欲求までが遠いと、やる気がなくなる。

怠惰な生き物です。

・売り上げ達成したらプラス5万インセンティブが増える。

と言われれるより、

・1着スーツを売るごとに1万インセンティブを増やす

と言われた方がやる気が出るのです。

そしてインセンティブは多いに越したことはありません。

日本の企業は株主にばかり還元しますが、アメリカの企業は社員への還元をどんどんします。

マイクロソフトなどは社員への還元が多いため、社員の中にもお金持ちがたくさんいてとても活気付いています。

特に、これから日本は超不景気に直面します。

早く仕組み化し、しっかり成果を残す社員に還元し、トップは会社のことだけ考えましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です